子どもの喘息、アトピーが完治!

 

喘息やアトピーを治すのは「食事療法」しかないと

信じ込んでいたママが、

心と病気の関係を知ることで心の持ち方を変え、

病気が完治したお話です。

 

繁森 葉月さん(仮名・大分県) 

貴史くん(仮名・小6) 美貴さん(仮名・小1)

 



 

アトピーと喘息に苦しむ

 

私は長男の貴史と妹の美貴のアトピーや喘息のことで悩んでいました。ある日、父から「幸福の科学なら、間違いないやろう」と言われ、手元にあった月刊誌を渡されました。

 

私は、父の確信に満ちた言葉にびっくりしながらも、軽い気持ちで月刊「幸福の科学」を読み始めました。ところが、一冊目を読み始めるとそのまま引き込まれてしまい、幸福の科学への興味が一気に湧いてきたのです。

 

「悩んでいた答えが、ここにあるかもしれない」と思い、仏法真理を学び始めたのです。

 

貴史は、生後3カ月のころから顔や足の関節が赤くただれ、アトピー性皮膚炎で悩まされました。その後、皮膚炎が落ち着いてきた矢先、風邪を機に、喘息も発症してしまいました。喘息の発作が出るたびに病院へ駆け込み、吸入を行います。息子の息が突然止まるのではないかと不安で眠れない日もありました。

 

さらにショックなことに、数年後に妹の美貴が生まれると、顔中にアトピーが出てきたのです。

 

(美貴もきっと喘息になるに違いない……)

 

 

徹底した食事制限

 

そんな子どもたちを前に、私は、なんとか少しでも改善する方法がないかと情報を集めました。その結果、たどりついたのは「食事療法」でした。

 

食卓から、動物性たんぱく質、砂糖、乳製品が消え、玄米と野菜中心の生活が始まりました。食材の産地や原材料を、常に確認しながら買い物をし、できるだけ化学調味料を使っていない材料だけで料理するようにしました。当然、市販のお菓子は不安で食べられませんし、外食も怖くてできません。

 

それでも、(この子たちの喘息やアトピーが治るのなら……、できることは何でもやろう)と、私は必死だったのです。

 

そして、「これ食べてもいい?」と、私の顔色を伺いながら食事をするようになってしまった貴史の姿に、このままでいいのかと疑問を感じ始めていました。

 

 

病気と心の関係?

 

そんな時に、幸福の科学に出会ったのです。

 

(えっ、心の持ち方……? 病気の7割も心が関係しているなんて)

 

『幸福へのヒント』という本を読んだときには、ショックでしばらく立ち直れないほどでした。その書籍には「病気の7割は心の持ち方が影響している」と書かれていたのです。

 

また、他の本には、「気管支が悪くなる人は、人を排除するという気持ちがある」とも書かれていました。

 

大川隆法先生の書籍を読みながら、私のやってきたことは何かが違うと感じ、子育ての順番を間違えているような気がしたのです。

 

ふり返ってみると、貴史はカッとなって怒ったりすることがなく、誰とでも仲良くするし、出されたものは文句も言わずに全部食べています。それに対して私は、おっとりした貴史に、小さいころから何でも干渉し、細かく指示していたのです。私がひどく怒った時に、貴史に喘息の発作が出たことも思い出しました。

 

私は子どもの心を無視して、自分の信じ込んだ「食が一番大事」という価値観を一方的に押しつけていたことに気がつきました。

 

(言いたいことが言えないことが、喘息につながっているのかもしれない) 

 

私があまりにも干渉しすぎるので、貴史は無意識にそれを拒否したいという気持ちを持っているのではないかと思ったのです。

 

そして「まずは私の心だ。『心』を見つめ直してやり直そう」と決めたのです。

 

 

食べ物に感謝

 

まず私は、食物への思いを変えていきました。

 

排除してきた食物にも、必ず何かの役に立っていると自分の心を納得させ、食物に心から感謝していきました。

 

食事は、家族団らんの基本だと思います。みんなで「おいしいね」って、笑顔で囲む食卓が本当の姿のはずです。それなのに、わが家では、「あれは体に悪いよ」と、楽しいおしゃべりもなく、ただ目の前の食べ物を黙々と口に入れるだけの食事だったのです。

 

私は、食事の制限を少しずつなくしていき、楽しく食事ができるようにしていきました。

 

すると、不思議なことに、貴史はの発作の回数は徐々に減っていき、一年後に喘息が完治してしまったのです。

 

妹のアトピーもどんどんよくなっていきました。

 

 

心の大切さ

 

今思えば、当時の私は、常に病気への恐怖心に追い立てられていました。

 

「心の持ち方」や「心の力」は、本当に大切なことです。特に、母親の子どもへの影響を考えると、自分自身の、肯定的で明るく前向きな心がいかに大切であるかが身にしみる思いです。

 

これからも、心を大切にした子育てを忘れずに、子どもたちを愛していきたいと思います。